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文学少女!?の考察

映画・小説・漫画・お酒、そんな日常に隠れた文学をなんとはなしに書いてみます。

考えなければいいのに

「頭の中で考えることの厄介さとは、考えることが無制限であるという点にあります。
どこかでストップをかけないと、起きて頭が働いている限りは、
ついつい慣れ親しんだ心配を取り出して、
いろいろな方向から眺めて溜め息をつき続けてしまいます。」

「後ろ向きで慎重であることは、本当は悪くないと思うけれども、
ずっとそれではやはり苦しいのです。
ときどきは、なんとかなるさと心を甘やかしても良いのかもしれません。」


『くよくよマネジメント』 津村記久子著 うちの「心配とつきあっていくこと」より。


自分はくよくよしてない風を装ってるし、くよくよよりもサバサバ派風なんだけど・・・

この本の題名と記久子さんのサイン本ってところで思わず買ってしまい、
「ふむふむ。うんうん。そうそう!」って読み進めていた。


考えなければいいのに。考えなければ楽なのに。
自分の頭の中で考えることは、記久子さんのおっしゃる通り無限なので。
毎日毎日毎日。

くよくよ。もやもや。もんもん。考えて考えて考えては。
溜め息ついたり。夢にみたり。悩んだりしていて。

「そんなん考えてもしゃーないやん!ほら!もう頭空っぽに!」
って忘れようとしたり逃げようとしたりするけど。

やっぱり。くよくよ。もやもや。もんもん。考えている。

まぁ。そうやって。考えてしまうのも。自分なので。
くよくよ。もやもや。もんもん。考える自分と。折り合いつけてやっていきましょうかね。

『くよくよマネジメント』 津村記久子著
くよくよ。もやもや。もんもん。したときに。自分の頭の中以外に相談できる。
そんな。心強い存在です。

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